久しぶりに入った和食屋さんのカウンターに座り注文の料理を待ちながらふとご主人を見ると、白服の襟の脇にPFKのバッジが付けられていました。以前伺ったのは半年ほど前ですが、その時も同じバッジがやはり同じ襟元にありました。魚もさばけば油も飛ぶ服ですから汚れれば交換されている訳ですが、バッジだけは必ず同じ場所に付け替えていただいている様子。あまりに嬉しく思い、食事のあとお会計の時に「いつもありがとうございます。」と、胸のバッジを差してお声をかけさせていただきました。相手はプロですから覚えていらっしゃったようで、以前(とは言っても半年前)伺った際にバッジを作っている当事者であることを明かしたことはありますが、ただ笑顔で細やかに会釈されました。
私は涙腺が緩むほど感動しましたがその感動はPFKにご協力いただいたからではなく、もうすぐ1年経とうとする今でも毎日「Pray from KUMAMOTO(熊本から祈りを)」と書かれたバッジを胸に掲げておられるご主人の東北に向けた深い愛情を感じたからです。
3月11日、長崎書店リトルスターホールにて鎮魂と祈り、そして未来を考えるイベントを行います。詳細はもう少ししたら告知させていただきますが、私たちPFKも1年を迎え、スタッフで真剣にこれからの活動を話し合っています。
みんなで未来を考えながら、和食屋のご主人のように一人一人が深い愛情を持つ。そんな幸せな日本になりますように。これからも皆さんのご協力をよろしくお願い致します。
PFK 森 賢一
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