奇しくも今日は、あの震災から2ヶ月目。ちょっと乱暴かもしれませんが、あえて言い方をかえるなら、希望に満ちた10年後に向けて歩き始めた日から、2ヶ月経ったところです。販売ご協力をいただく方も少しずつ増え、それと同時にバッジご購入をいただく方もどんどん増えている今。あらためて噛みしめたい言葉でした。心に触れさせていただくことの喜びを、感動を、あらためて感じた言葉でした。
そうなんですよね。1個500円のバッジ。小さな手で小さな財布を握りしめて、お小遣いからの500円。タバコを1箱我慢しての500円。一生懸命働いて、時給数百円からの500円。
お金の重みは、人それぞれに違うのでうまくは言えませんが、PFKのバッジ販売でお預かりする500円には、何億円もの寄付や企業単位の支援とはまた違った想いがある気がしています。
バッジ製造のプロでもない私たちが、ガシャンガシャンと手作業でつくるバッジは一見、効率が悪いと思われるかもしれません。また、いろんな活動・考え方があるなかで、賛否両論もあると思います。
だけど、私たちの活動の核となっているのはまぎれもなく、「こころを寄せる」ということなのだと、あらためて感じました。
そして、5月15日のイベントはその最たるもの。命の活動に奔走する方々や、アーティスト、ミュージシャン、クリエイター、その他多くの異なる立場の人たちが、ひとつのことを想って集まる一日は、バッジの収益よりももっと大きなものをお預かりする日になるような気がしています。
こころを寄せる一日に。
どうぞ、隙間のお時間でもいいのでふらりと気軽にお立ち寄りください。
staff 木下真弓
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