Pray from KUMAMOTOイベントリポート vol.1
驚くほど多くの人たちが支えてくれた、5月15日のPray from KUMAMOTOチャリティイベント。これから少しずつ、その裏側や想いをリポートしてまいります。
まずは、外のサポーターから。
お気づきになられた方も多いかと思いますが、PFKイベントの会場となった熊本市上通界隈では同日、青い車体に真っ赤なPFKポスターを貼ったPray from KUMAMOTO仕様のベロタクシーが行き来していました。オレンジのユニフォーム姿で元気な笑顔を送ってくれているのが、『ベロタクシー熊本』の竹村浩司さんです。
「震災以降、自分にも何かできることはないだろうかと考えていた矢先、PFK実行委員でもあるモコスの岡村編集長から、PFKの話を聞きました。PFKに掲げられていた“出来るしこ」の文字を見たとき、ベロタクシーとして自分にもできるかも!と、イベントに協力させていただくことを思い立ちました」という竹村さん。早速、実行委員の岡村を通じて、「イベント当日、PFKバッジを見せていただいた方はベロタクシーに無料で乗車いただけるというのはいかがですか?」と申し出てくださいました。
イベント当日は早朝からPFKポスターを掲げて市街地を運行。買い物で上通りを歩いていたときにこの車両を見かけ、イベント会場に訪れてくださったお客様や、「ベロタクシーに乗りたいから」というきっかけでバッジを購入いただいた親子連れの方もいらっしゃいました。竹村さんの情熱的なお申し出や、愛のある仕事姿にPFKスタッフ一同、勇気をいただきました。本当にありがとうございます。
せっかくなので、『ベロタクシー熊本』について少しご紹介させていただきましょうか。
熊本の観光・地域活性も視野にいれ、2009年、竹村さんが立ち上げたのが『ベロタクシー熊本』。現在はベロタクシーの運行に加え、熊本城を忍者姿で案内する忍者ガイドや、観光客のおもてなしの一環として『くまチビ忍者隊』を結成するなど、幅広い視点から熊本を元気にする活動を続けています。
そもそもVELOTAXI(ベロタクシー)とは1997年、ドイツで開発された高性能な自転車タクシーのこと。以来、人と環境にやさしい乗り物としてヨーロッパなどを中心に発展してきました。歩行者の速度と近いことから、街中における動く広告メディアとして強いメッセージ性も備えたVELOTAXI。車や電車とは異なり、街や人との一体感を味わえるという魅力も相まって、熊本市街地でも新たな観光のスタイルとして注目されています。
一人からの貸切移動ができ、観光バスや車では通ることのできない場所も走行できるとあって、小さな子ども連れのお客様やご年配の方にもやさしい交通手段。観光だけでなく、結婚式や還暦・誕生祝いなど、非日常の演出がてらにVELO散歩をプレゼントしてみるのも粋かもしれませんね。
【VELOTAXI熊本】
住/熊本市手取本町サンリーブビル3F
tel/096-355-2090(予約・問い合わせ)
運行時間/10:00~17:00
staff 木下真弓
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